あるけみーの小屋

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ジージーエンドGXポケモン考察

さて、あのGXポケモンが発表されたことで恐らく次弾で登場するGXポケモン4種が出そろいました。個人的な印象を述べたいと思います。

 

ガブリアスギラティナGX

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今回の看板TAG TEAM。HP270と、レシリザに続く高耐久ポケモン。270はとても絶妙なHPで、こだわりハチマキ込みでもほとんどのワザを耐えきることができる。ピカゼク相手にはエレキパワー3枚使用orエレキパワー2枚+こだわりハチマキ装備を迫ることができる。

そして1段目のワザ、「ちょくげきだん」。無色1個で起動できるうえ、ベンチ狙撃も可能な40ダメージを与えることが偉すぎる。そして2段目のワザが「カラミティエッジ」。素で160ダメージをデメリット無しで打てるだけでも十分強いが、ダメカンが乗っていれば240ダメージを叩き出すというパワー。10ダメージでも乗せればHP250ラインを倒せるため大抵のGXポケモンをきぜつさせることが可能。やぶれたとびらギラティナと最高に相性がいい。

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また、かいてんひこうカプ・コケコなどダメカンをばら撒く系のポケモンと組み合わせても良い。そしてGX技が「ジージーエンドGX」。サイドは取れないが、厄介なポケモンをトラッシュ送りにしてしまう。もしこのワザを使うのであれば、相手のベンチのサポート系を送るべきだろう。相手のGXポケモンは大抵このポケモンで倒せるからだ。

さて、現環境においてドラゴンがなかなか活躍できない理由としてよく上げられるのが①ドラゴンは弱点がつけない②要求エネルギーが2タイプであることだが、ウルネクやレックウザのように何らかの方法でエネルギーを加速してつける手段があれば十分強い。さらにドラゴンはミステリートレジャーでサーチできるため、例えば初ターンでギラティナをトラッシュしてギラガブをサーチ⇒やぶれたとびらでベンチ召喚、なんて動きが強い。そしてこのポケモンは超エネルギーを要求しているため、サイコリチャージカラマネロと相性が良い。現状、闘エネルギーのエネルギー加速手段はないと思うが、基本的にウルネクと同じような運用で十分だと思う。環境Top入りするポテンシャルが十分にあるカードです。

 

ヒードランGX

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炎版カプ・コケコGXといったところ。特性の発動タイミングがベンチからバトル場に出たときであるため、何らかの工夫は必要。ばくねつスタンプは3エネ130ダメージとカプ・コケコと同様の性能を持つ。そしてGXワザであるが、採用理由としてはこのワザで奇襲をかけることであろう。カプ・コケコと異なる点はコケコが相手のエネルギーを参照するのに対して、ヒードランはこのポケモンについているエネルギーを参照する。そのため、相手依存がない反面、このワザで試合を決める場面以外では運用は難しいと思われる。レシリザのようにワザの要求エネが多いポケモンのデッキや、ベンチに2エネずつつけておく非GXデッキに1枚挿してもいいと思う。自分はズガドーンGXと入れ替えて挿し込む予定です。

 

ライチュウアローラライチュウGX

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ピカゼク以来の雷TAG TEAM。テキストを見るとアサルトサンダーのような気もするが、その本質は似て非なるものである。単純にベンチから出た後で160ダメージを与えるので大抵の非GXポケモンを倒すことができる。そしてさらに麻痺にする効果を持つため、HP240以下のポケモンは何らかの方法でベンチに戻さなければ何もできずに気絶する。逃げエネこそ2個であるが、ゼラオラGXの存在でそこまで気にならない。ジラーチサンダーに1枚挿し込んでも、ピカゼクのサブアタッカーとして控えさせてもいいかもしれない。ともかく運用次第では毎ターン確定麻痺に陥れることもできる可能性の塊。GXワザについては特に大きな効果があるわけではないが、250ダメージ与えつつベンチに戻るということは相手を倒して次のターン出てきた相手を麻痺にする動きが可能。あまり使う場面はなさそう。

 

クチートGX

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待望のクチート登場。SM環境初登場の期待のポケモン。某友人がクチート好きのため是非これを機にポケカを始めてほしい。なんなら無料で送りつける。…と言いたいところだが、この特性がなかなかに面白い。相手の手札にカプ・テテフGXやデデンネGX、やぶれかぶれマーシャドーなど、「自分の番に」ベンチへ出したときに発動する特性を持つポケモンを本物の置物にしてしまう。ただし相手の手札にたねポケモンがいるかが分からないため、何らかの方法で相手の手札を見る必要がある。スカル団のしたっぱやのぞき見レッドカードなど様々な種類があるためいくらでも確かめる必要がある。そしてこのポケモンを活かす方法を考えている中で、びっくりボックスを用いた戦い方がいけるのではないかと思った。

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 中盤にベンチで眠っているテテフやデデンネグズマ等で呼び出して倒す⇒次のターンびっくりボックスでテテフを回収させ、すかさずクチートGXをベンチへ。その瞬間置物が再び相手のベンチに降臨する。なかなか使いどころが難しいカードであったがいいコンボができそう。そしてこれらのカードと相性がいいと考えているのがゲンガー&ミミッキュGXオムスターデッキに組むこむことだ。ゲンガー&ミミッキュは相手の手札にあるトレーナーズの枚数によってダメージが上がるので、クチートGXの特性と噛み合う。そして相手のベンチを埋めることでオムスターの特性を発動しやすくなる。

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真面目に組んだら相手を完封できそうな動きができそうで楽しみ。(ゲンミミオムスターで完結していると言われたらそれまでである)

 

ともあれ4枚とも環境デッキに組み込まれそうなデッキで来月が楽しみです。