あるけみーの小屋

趣味の話とか色々

書籍紹介2021.11

最近エクスポネンシャルバックオフという用語を知りました。なんかかっこいい。必殺技みたい。「エクスポネンシャル・バックオフ!!」って感じで。

※エクスポネンシャルバックオフ(Wikipediaより抜粋)

Exponential backoff is an algorithm that uses feedback to multiplicatively decrease the rate of some process, in order to gradually find an acceptable rate.

 

先日誕生日を迎えました。まだ誕生日に絶望を感じたりはしませんが、1年ごとに縮まる30へのカウントダウンに備えて色々種は蒔かないと、と思っています。

 

てなわけで恒例(?)の書籍紹介、2021年11月編です。

※オススメ度を3段階で表現するようにしてみました。

Java関連

スッキリわかるJava入門 実践編 オススメ度:★★★

同じシリーズの「スッキリわかるJava入門」の次ステップに当たる本。全部が全部網羅されているわけではないが、ステップアップするとっかかりとしては素晴らしい構成。Gitやアジャイル開発など、知っている部分もあったが後述するJava SilverとJava Goldをつなぐ本にもなっているので良かった。比較的読みやすい部類に入るので資格云々をおいておくとしても読んでおいて間違いはない。

増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門 オススメ度:★★★

[結城 浩]の増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門

勉強中。Javaに限らず、プログラムを作成する時にお決まりのパターンがあったりする。この本は23種類のパターンをまとめたもので、サンプルや練習問題も記載されているのでプログラムを仕事にしている人にはオススメ(Java以外の人はちょっときついか…?)。ちなみに現時点で好きなパターンは「Singleton」。

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版 知っておきたいOOP、設計、アジャイル開発の基礎知識 オススメ度:★★☆

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Java勉強したてのころに買った本。最近読み始めて寝る前に数ページ読んでから寝てる。実践的なコードが書いてあるわけではなく、そもそも、どういう考えで、の部分が深堀りされている。Javaに限らずPythonなどのいわゆるオブジェクト指向言語を学ぶ際には読んでもいいかもしれない。(まだ読み切ってないので100%オススメできる段階ではない)

徹底攻略Java SE 11 Gold問題集 オススメ度:★★★

ほんとについ最近発売された本。SE8に対応した問題集はあったが、ついに現行の試験では最新のSE11版が登場した。Silver受験のときも同類の本を使用しており、その読みやすさは相変わらず。これ一冊で、とは考えていないが資格取得を目的とするのであれば是非オススメしたい。

ラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE11 オススメ度:★☆☆

Java Goldの勉強を始めたとき、SE11に対応した本がこれしかなかったのでやむを得ず購入。とりあえず1週〜2週はしたが、正直読みづらい。全部書いてあるけど、それ故に分量も多くとにかく覚えるのに途方もない時間がかかる。暗記が得意な人はこちらでも良いと思うが、基本的には上の「黒本」の方をおすすめしたい。

AWS関連

ポケットスタディ AWS認定デベロッパーアソシエイト オススメ度:★☆☆

[山下光洋]のポケットスタディ AWS認定デベロッパーアソシエイト

AWSアソシエイト資格のラスト1つの取得に向けて購入したが、正直「うーん?」という感想。資格取得が目的であれば、以前紹介した↓のほうが良い。一応、現場で役立つような使い方が書いてあるが、現状資格取得が目的だし、何より「公式のドキュメントを読んだほうが良い」と思ってしまったのでこの評価。

その他の技術関連

図解即戦力 仮想化&コンテナがこれ1冊でしっかりわかる教科書 オススメ度:★★☆

なんかこないだDocker知っててもLinuxのコマンド知らないと意味がない的な話があったような気がしたが、前の部署でも今の部署でもDockerを使っているのでいい加減勉強しないと、と思った。前に勉強しようと思ったけど難解すぎて一度諦めたが、これと同じようなシリーズでAWSの基礎本を読んだことがあり、その難易度であれば読めるかと思って購入。難易度は想像通り、簡単でスラスラ読んでる。ただまあ、ターゲットを知識0の人に絞っているため、現場で今すぐ使いたい人向けの実践知識はあまりなさそう。入り口としては非常に良いと思います。

 

教養関連

AI vs. 教科書が読めない子どもたち オススメ度:★★☆

[新井 紀子]のAI vs. 教科書が読めない子どもたち

確かこの本買ったとき『AI崩壊』って映画を見たときで、僕がすぐ影響される人間であることを改めて理解した。中身はAI本に見せかけた、子ども(大人も含まれるかな)と日本という国に対して、危機感を訴えるもの。読解力がないとAIに仕事を奪われますよ、という話。余談ですけど、気軽にAI、AIってニュースとかで言ってるけど、そういうニュース見ると鼻で笑っちゃいます。AIも所詮(今の時代においては)プログラムされた機械・ソフトウェアです。「2045年問題」とか「シンギュラリティ」という言葉を使って無駄に危機感を煽ってる人には無言でこの本を投げつけましょう。

AIに負けない子どもを育てる オススメ度:★★☆[新井 紀子]のAIに負けない子どもを育てる

続編の本です。前作で挙がった「読解力がない人はやばい」という話から、じゃあどうすればいいのという点を中心に書かれています。まだ子どもがいるわけではいませんが、どうやって教育していくべきか一つのヒントは得たと思います。

 

すみません、金利ってなんですか? オススメ度:★★☆

[小林 義崇]のすみません、金利ってなんですか?

一部の方はご存知かと思いますが、結婚を機に住宅ローンを組んで家を買ったので、改めてお金の勉強しようと思って読みました。こういう本にありがちな専門用語について優しく解説があるので、社会人なりたて、もしくは大学生あたりにおすすめしたい。

こんな感じで↓会話形式で進むのでかなり読みやすいと思います。

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すみません、2DKってなんですか? オススメ度:★★☆

今度は家の話について。こちらも会話形式で進むので読みやすいです。将来マイホームが欲しい、と考えているのであれば少しでも知識は蓄えておいたほうが良いと思います。ちなみに、賃貸についても話があるので一人暮らしをしたい、という方にもおすすめです。

 

おわりに

教養関連は自分が興味を持ったり、危機感を感じないと読んでもあまり意味がないと思うのですべておすすめ度★★☆にしています。

これ以外にも読みたい本とか読めてない本もあるんですが、なかなか優先度的に難しいところがあります。あれもこれもじゃなくて地に足をつけて1冊ずつ読みたいと思います。

 

(免責事項)

「オメーこの本おすすめって言ってたけど、全然おもしろくない(わからない)ぞ!どうしてくれるんだ!」と言われても私の方では返金対応等はできませんので悪しからず。意見・苦情・相談等は受け付けます。