…一応私技術者なんですよ?
数か月前に部署異動をして、全く触れたことがない分野の業務に関わっています。
運用にいたときは割と小手先のスキルで何とかなったり、Excelレベルの業務が多かったので休日出勤が多いことを除けば比較的楽な方でした。
が、開発に異動して状況は一転。とんでもないシステムに関わってしまいました(システムの内容については割愛)。流石に社内スキルだけでは太刀打ちできず、自身のスキルアップをしなければならないと思いました。基本情報、Java Bronzeでは全く役に立ちません。ここ数か月で読破した本・読んでいる本を紹介しますので特にインフラ初心者の方に参考になればと思います。
読み終わった本
図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
まず一番初めに読んだ本。関わっているシステムがAWSを主としているのでまずAWSの知識が必要だった。国が選定したクラウドベンダもAWSになっているし、知識が無駄になることはないし、ベストプラクティスという「システムのあるべき姿」も学べたり基本的にメリットしかない。
その入り口としてこの本。基本情報を持っているのであれば容易に理解できると思います。持っていなくても聞いたことがある用語がかなりあるのでガチの初心者でも読みやすいおすすめの一冊。ある程度知っている人であれば物足りなさがあると思うので別の本を推奨。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト
せっかくAWSを勉強するのであればそのスキルを客観的に証明したいよね、ということで手を付けた本。ぶっちゃけまだ全部理解できていないので定期的に読み返している。個人的には要点がまとめてあり、練習問題もかなりあるのでオススメ。ソリューションアーキテクト(アソシエイト)の本は他にもかなりあるので自分が読みやすいと思った本を読むのがよい。ちなみにアソシエイトの前段の資格として、クラウドプラクティショナーというのがあるので自信がなければここから始めてもよい。
イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本
AWSだけではなく、サーバ周り全般の知識が必要だと思ったのでこちらの本。見開き左ページで説明、右ページで図が書いてあり、ページ数の割には読みやすかった。IT未経験でも読みやすいと思う。
1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版 徹底攻略シリーズ
1週間で読み終わっていない()
何故か電子書籍版で買った一冊。AWSを使っているとほぼ100%Linux環境で触れることになる。コマンド等は大学時代にある程度は勉強していたが、LPICの資格取得がてら読んでみた。VirtualBoxというLinux環境を模したものでコマンドが叩けるので基礎の基礎が学べる。こちらも初心者向け。
読み途中
イラスト図解式 この一冊で全部わかるネットワークの基本
先ほどの「サーバーの基本」のシリーズ。まだ30ページほどしか読んでいない。何事も基本が大事なので、少し分かっていても100%理解できるまでは基礎に立ち返りたいという意味も込めて読書中。
AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説
超難解。AWS認定資格で、ソリューションアーキテクト(アソシエイト)を取得したので、次のステップであるプロフェッショナル取得を目指して読書中。圧倒的テキスト量で正直読む気はあまりないが、プロフェッショナルの本が今のところこれしかないのと、これくらい読めなければ試験はとても戦えないと思い奮闘中。受験の時期は決めておかないとだらだら読んでしまう。
Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応
Linuxの勉強も少ししているので、やはり資格は取りたいと思い勉強中。AWSと比べると優先度は低いのでゆるーくやっている。ちなみに会社では今必須資格だったりする。
DNSがよくわかる教科書
先週購入して、2/3は読んだ。次のリリースでDNS関連の作業を任されたので今必死に勉強している。本の中では具体的なサービス名は出てこないものの、AWSの知識と合わせて「あ、これがAWSのRoute 53に該当する部分か」など、関連付けができてきた。知識のネットワークが広がる感じがして気持ち良い。
"教科書"ってついてる本多いなぁ…。
ここまで紹介してきた本以外にも買ってから手を付けていない技術書も結構ある(良くない)。
紙の本がよい
基本的に私は特別な理由がない限り、技術書は紙の本を読みたい派です。漫画は電子書籍ですかね。感覚的な話ですが、読んでいるうちにページの厚さが知識になっているような気がするというか。紙の本の最大のデメリットは置き場所がなくなっていくことで、いつか大きい本棚買いたいなぁと思っているところです。