あるけみーの小屋

趣味の話とか色々

不動産営業の話を聞きに行ってしまった話

みなさんは「不動産営業」という言葉についてどう思っているだろうか。「しつこい」「迷惑」「怪しい」などという言葉を連想するのではないだろうか。実際自分もそう思っており、今日営業に会ったのも失敗だったのではないかと思っている。

 

3月某日、年度末の忙しい時に突然業務用の端末に電話が来た。

 

「私〇〇株式会社の××と言います」

僕「お世話になります(いつものフレーズ)」

「私ですね、〇〇株式会社の方に不動産の投資についてお話しておりまして…〇〇株式会社にお勤めの方ですか?」

僕「はぁ…そうですけど…(第一の失態)」

 

この後「興味ないです」というフレーズを繰り返すも、引き下がらない営業マン。お時間あるタイミングありますか?と聞かれ、ないです、と答えても「〇〇株式会社さんの方は水曜なら時間取れる方が多いんですけどー」。ああ、めんどい。とりあえず話だけでもどうですかと、言われとにかく忙しいこともあり、早く電話切りたかったが故に「話だけなら」と答えてしまった(第二の失態)。

 

そして、今日はウキウキ気分とは程遠い定時退社の後、営業の話を聞きに行ってしまったというわけだ。そして今日は不動産投資のメリットを1時間聞かされ、「翌週」リスクの話をするという2部構成ということらしい。この辺はさすが営業マンというか、必ず次の予定を決めてくる。

 

さて一通り話を聞いたところで不動産とは関係なく気になる点があった。3月末に電話が来たときは「070」で始まる番号から来たが、今日の事前の連絡では「080」から始まる番号からかかってきた。おそらく着信拒否された時ようの番号だと思われるが、ここを問いただしたところ、業務用の携帯を忘れたので私用の番号でかけたとのこと。嘘か本当か分からないが、仮に事実だったとしても僕の番号が営業の私用の端末に登録されているかもしれないという事実がともかく気持ち悪かった。

 

そして、そもそもの根本的な話、僕の番号をどのように知りえたかということである。ここを聞いたところ、「御社と取引させて頂いている方の電話番号の番号を一桁ずつずらして電話している。」とのことだった。

 

ここの理屈は単純で、大企業であれば業務用の携帯番号は大体連番になっている(まとめて契約するため)。つまり一人でも大企業の連絡先を入手できれば事実上10人~100人の連絡先を入手することができる。どおりでこちらの会社名は知ってても名前は知らなかったわけだ。

 

どこからか買っているというわけではないので安心してほしいと言われたが、そもそもそのような営業手法がどうなのかと非常に疑問である。弊社と取引しているのであればその担当者を介して連絡するのが筋ではないか?とここまでわかっているのに話を聞きに行った僕は間抜けである。

 

しかしまぁ営業というのも大変なんだなと思った。「興味ないです」といくら言われてもよく食い下がれるもんだ。心底自分が営業でなくてよかったと思う。

ちなみに本当に弊社と取引があるのか明日調べてみようと思う。